加部亜門×山本奈衣瑠W 主演、映画館での“ボーイミーツガール”を描く「夜のまにまに」
「凪の憂鬱」の磯部鉄平監督が、加部亜門、山本奈衣瑠をW 主演に迎えた「夜のまにまに」が11 月22 日(金)より全国公開。ポスタービジュアルと予告編、主演の加部亜門、山本奈衣瑠、磯部鉄平監督からのコメントが到着した。 どこか人任せなフリーターの新平は、幼馴染みで彼女の咲と別れた日、訪れた映画館で佳純と出会う。意気投合した2 人は夜の街を一緒に過ごす。 しばらくして新平のバイト先のカフェで佳純が働き始める。再会に驚く新平だったが、佳純から「彼氏の浮気調査を手伝ってほしい」と言われ、探偵の真似ごとをする羽目に。強引な佳純に振り回されながらも、少しずつ惹かれていく新平だったが……。
大阪の第七藝術劇場の協力を得て、映画館で出会った男女の恋愛模様を描いた本作は、「凪の憂鬱」で第37回高崎映画祭の新進監督グランプリを受賞した磯部鉄平が監督。主演は「仮面ライダーガッチャード」加治木涼役で注目された加部亜門と、 今泉力哉監督の「猫は逃げた」に抜擢され出演作が続く山本奈衣瑠。
〈コメント〉
■加部亜門(新平役) 皆んなが眠りについた時、ゆっくりと話し始めよう。 人生は出会いと別れの連続で、時に人を強くしたり弱くしたり。実に気まぐれに、そしてただ単調に過ぎ去っていく。 誰だって忘れられない夜があって、忘れちゃいけない人がいる。途方も無ければ、隙間もないこの時代で、1つの灯りだけを頼りに夜 を使いこなせる様になるまで走り続けるしかないと思う。新平、大丈夫だ君は前に進んでいるよ。 撮影終了から2 年の月日が経っても昨日の夜の事の様に、鮮明に思い出せる作品です。 この作品が誰かの夜の頼みの綱になる事を祈っております。 ■山本奈衣瑠(佳純役) 先行上映は大阪でさせて頂きました。この映画を盛り上げてくださった観客の皆様のお陰で無事東京での本上映を迎える事が出来ます。本当に嬉しいです。撮影は2 年前の12月 全大阪ロケ。佳純と、みんなと過ごした日々が鮮明で、時間が経った今でも大阪に行くとこの街にまだ彼らは居るんじゃないかと思ってしまう。一人の帰り道、明るくなるのが苦しい時、不器用で変だけど自分なりの正解を見つけようとしてる彼らの話。朝になる前に、きっと誰かがグッと引っ張ってくれる。それが自分なのか誰なのかは分からないがきっとこの映画がその何かになってくれるはず。 ■磯部鉄平 監督 撮影から2 年。 今でも夜中に自転車で走ってると、マンションや鉄橋や高架下から新平と佳純が歩いてくるんじゃないか。 と思ったりしてます。たまに。 冬の映画を、冬に見てください。