【RISE】敗れた門口佳佑「今一番伸びている実感ある。復活してもう1回リングに必ず戻る」
<RISE:182大会>◇20日◇東京・後楽園ホール メインイベントでRISEフェザー級(-57・5キロ)王座戦3分5R無制限延長Rが行われ、壮絶な打ち合いの末に挑戦者で同級2位の安本晴翔(24=橋本道場)が、判定3-0(48-47、49-47、49-46)で王者・門口佳佑(29=EX ARES)に勝利。初戴冠を果たした。 敗れた門口の試合後の主な一問一答は次のとおり。 -試合を振り返って 「1Rに僕、落ちたように見えたと思うんですよ、ストレートで。あれはバランスがちょっと、足が滑って落ちちゃいました。全く何も効いてなくて。でも印象的に後半もポイント取られてたと思うので、うまかったと思います。1Rで相手にポイントが入って焦るとかもなかったです」 -ベルトを失った心境は 「僕はベルトに執着があったわけじゃないので。もちろん、あったものがなくなるのは寂しいですけど。今回の試合はすごい、僕がゲームを作れたかなと思うので。負けはしましたけど、今までに僕になかったものを少しは出せたのかなという思いです」 -今までなかったものとは 「試合が面白くないっていうのは自分でもわかったし。自分が客観的に自分の試合を見ても、なんか堅く、安定に戦ってるなって思ってたんで。僕の中にどこかそういう『盛り上げたい』とか『面白い試合をしたい』とか、そういう気持ちがどこかにあったのかなと」 -今後について 「後輩たちにいい格闘技の人生のヒントというか、1個の道を見せていきたいなと思っているので。それはまた考えていきたいなと思います。でも引退とかそんなんじゃなくて、普通に男として負けたのは悔しいので。今、一番伸びている実感もあるし、どこまでいけるのかというのは楽しみだなと思ってます。間違いなく復活してもう1回リングに必ず戻るというのは約束するので、次の門口佳佑の成長を楽しみに待っててください」