がん闘病中の西村修が深夜の救急搬送、緊急入院…大仁田厚が明かす「帰ってくるリングを用意したい」
邪道・大仁田厚が20日、東京・巣鴨のプロレスショップ闘道館でトークショー「Foever川崎伝説2024反省会!」を開催し、がん闘病中の西村修が19日深夜、救急搬送されて緊急入院したことを明らかにした。 トークショーの副題は「大仁田 トークでVS 西村修」と付けられていたが、冒頭で大仁田1人が登壇し、「お集まりの皆さんに、お知らせがあります」と神妙な面持ちで切り出した。大仁田が「西村選手が、昨日の深夜、救急車で搬送されて緊急入院してしまいました。今日は来られません」と伝えると、客席はどよめいた。 イベントはPWF会長日本代理の大隅良雄氏と大仁田が、ドリー・ファンク・Jr.や故テリー・ファンクさんとの秘話などを披露。 大仁田は「人間は目指すものがなければ生きる力が出ないものです。がん患者に何してるんだって批判があるのは百も承知です。だけど俺は!12月8日のFMWEは、西村組対大仁田組で試合がしたいと思います。リングの中にいるのが、レスラーとしての幸せです。西村さんには、脳のがんの手術を頑張ってもらって、必ず戻ってきてもらいたいと思います」と、12月8日開催予定の「FMWE2024年内最終戦 TO DO IS TO BE」のメインイベントを明らかにした。 終了後、大仁田は「俺もそうだけど、怪我したり入院すると、レスラーはなんの保証もないから、もうプロレスができないんじゃないかって不安になる。誰にも必要とされないんじゃないかってね。だから、帰って来られるリングがあるのは、励みになるし力が湧くものなんだよ。俺は、いま入院して頑張っている西村選手に、帰ってくるリングを用意したい」と、西村にエールを送っていた。