3月31日、UAEダービーをフォーエバーヤングで制し、ポーズを決める坂井騎手

　ケンタッキーダービー（G1、ダート2000メートル、5月4日）で1番人気が確実視されているフロリダダービー馬フィアースネス（牡、T・プレッチャー）が22日、決戦の舞台となるチャーチルダウンズ競馬場に入った。南フロリダのパームビーチダウンズ調教場を前日21日の午後に出発し、現地時間の午前4時半に到着したと、ケンタッキーダービー公式ホームページが伝えている。 【写真】米BCジュベナイルを制したフィアースネス 　フィアースネスに次ぐ2番人気になる可能性が高いブルーグラスS覇者シエラレオネ（牡、C・ブラウン）は21日の朝に同じケンタッキー州のキーンランド競馬場からチャーチルダウンズ競馬場に移動し、22日朝はダートコースで調整を行っている。 　主催者のリリースによると、順調に調整を続けている日本馬のフォーエバーヤング（牡、矢作）については、デビューからコンビを組む主戦の坂井瑠星騎手が現地時間22日夜にチャーチルダウンズ競馬場があるケンタッキー州のルイビルに入る予定。同騎手は23日、24日の2日間、フォーエバーヤングの調教に騎乗した後、日本に帰国し、再びケンタッキーダービー週の木曜に現地へ戻ると伝えられている。5戦無敗でUAEダービーを制し、優勝候補の1頭になっている日本馬にはかつてない注目が集まっている。