年収600万円のサラリーマン、実は〈月13.6万円〉も得していた!?…「会社員は税金で損している」が勘違いといえる理由【税理士・公認会計士が解説】
サラリーマンでも手軽にできる節税方法、2つめは?
2.医療費控除 黒「医療費控除とは、その年のなかで実際に負担した医療費の合計額から10万円を差し引いた額が控除対象となる制度です。 <医療費控除の控除対象額> 「1年間に支払った医療費」-「保険金などの各種補てん金」-10万円 こちらは、自分だけでなく家族の医療費を10万円を超えて支払った場合も、一定額まで控除されます」 ――家族を含めると、特に大きな病気にかからなくても10万円くらいかかってしまうこともありますから、これもありがたいですね。 黒「医療費控除で所得税の還付を受けるには、サラリーマンの方でも確定申告が必要になりますので、ご注意ください」 黒瀧 泰介 税理士法人グランサーズ共同代表/公認会計士・税理士
黒瀧 泰介