400キロの11番人気ヴィヴァラリスが鼻差V!三浦騎手「いいばねを持っていた」/新馬戦
<中山5R>◇30日◇2歳新馬◇芝1200メートル◇出走16頭 11番人気のデクラレーションオブウォー産駒ヴィヴァラリス(牝、尾関)鮮やかに初戦を制した。勝ち時計は1分9秒0。 5番枠からまずまずのスタートを切り、道中は先団馬群を見ながら中団につける。4角で位置を上げ、直線は大外へ。内ラチ沿いから抜け出したタケショウブラボーを、ゴール前の首の上げ下げで鼻差だけ差した。 鞍上の三浦騎手は「体が小さくて(400キロ)まじめですが、返し馬では1頭でも落ち着いていけました。競馬ではスイッチがあって、直線の坂を上る時に物見をするところがありましたが、内の馬を意識させたらもうひと踏ん張りしてくれました。いいばねを持っていたので体が増えてきてくれればいいですね」と期待した。 尾関師は「良化途上でこういう走りをしてくれたので、馬体が成長してきてくれれば。こういう勝ち方ができたので、マイルくらいまでは試してみたいですね」と見通した。