リバティアイランドの半妹マディソンガールが良血ぞろいの一戦を鮮やかに快勝【京都5R・2歳新馬】
注目の良血馬がそろった30日の京都5R・2歳新馬(芝外1800メートル)は、キズナ産駒で川田騎乗の2番人気マディソンガール(牝・中内田)が好位から抜け出して優勝。3冠牝馬リバティアイランド(父ドゥラメンテ)の半妹が、1分49秒4(良)のタイムで初陣を飾った。 直線入り口。1番人気のショウヘイ(牡・友道)が手応え良く抜け出し、後続を引き離しにかかる。通常ならここで勝負ありのパターンだが、それを一気の末脚でねじ伏せたのがマディソンガール。1馬身差でハイレベルの一戦を制し、非凡な能力をアピールした。レースの上がり1ハロンが10秒9という中で見せた瞬発力は掛け値なしの一級品だ。 鞍上の川田は「じっくり長い時間をかけて育ててきました。その効果もあって、いい内容で初戦を終えられました」とホッとした表情。中内田調教師も「初出走にしては上手に競馬できましたし、ジョッキーもうまく誘導してくれました。競馬場に来て雰囲気がありましたし、勝ち方も良かった。2着馬も後ろをかなり離していましたし、やっぱりセンスがある子なんだなと」。期待馬の上々の滑り出しに笑顔を見せていた。 キタサンブラックの半弟で3番人気に推されたアルマデオロ(牡2・清水久)は6着に終わった。
東スポ競馬編集部