「将来会社を持つ資金を稼ぎたかった」横浜市青葉区で男性が暴行を受け死亡し現金などが奪われた事件 回収役が受け取った現金などを運んだとして25歳男を逮捕
TBS NEWS DIG Powered by JNN
今年10月、横浜市の住宅で男性が暴行を受けて死亡し、現金などが奪われた事件で、回収役が受け取った現金などを別の場所に運んだとして、男が逮捕されました。 盗品運搬の疑いで逮捕されたのは、埼玉県川口市の無職・保坂海斗容疑者(25)です。 保坂容疑者は今年10月、横浜市青葉区の住宅で、住人の後藤寛治さんが手足や口を粘着テープで縛られたうえ、暴行を受けて死亡し、現金などが奪われた事件で、奪われたものと知りながら現金などを運んだ疑いがもたれています。 この事件では、実行役の宝田真月被告(22)と、宝田被告から現金を回収した木本未穂被告(30)がすでに逮捕・起訴されていて、保坂容疑者は、木本被告が回収し、東京・足立区内の公園に置いた現金などを別の場所に運んだとみられます。 公園付近の防犯カメラに保坂容疑者と犯行に使われた車が写っていたことから、関与が浮上したということです。 調べに対し、保坂容疑者は「間違いない」と容疑を認めていて、「知人から紹介されて回収の仕事を始めた」「捕まるリスクが低いと思ってやっていました」「将来会社を持つための資金を稼ぎたかった」などと供述しているということです。 また、捜査関係者によりますと、保坂容疑者は「今年の6月か7月ごろから回収の仕事を数十件やった」「指示を受け、現金を受け取ったり、物件の内見をしたりした」とも供述していて、警察は余罪についても調べています。
TBSテレビ