参議院選挙長崎選挙区、自民党県連が党員投票で公認候補予定者選出へ…現職と新人県議が意欲
自民党長崎県連は22日、長崎市内で選挙対策委員会を開き、来夏の参院選長崎選挙区(改選定数1)について、公認候補予定者を党員投票で選出する方針を決めた。党本部に報告し、了承を得られれば実施する。 【写真】古賀友一郎氏と山下博史氏
立候補に意欲を示しているのは、3選を目指す現職の古賀友一郎氏(56)(県連会長)と、新人で県議の山下博史氏(49)(佐世保市・北松浦郡区選出)。
同委員会は非公開で行われた。県連によると、どちらを公認候補予定者とするか、支部によって意見が分かれている。県連が党員投票を実施するのは、党総裁選以外では初という。
会合後、報道陣の取材に応じた県連の松本洋介総務会長(県議)は「(党員投票は)党本部の了承が前提。(衆院)福岡9区など他県の事例も参考にしたい」と話した。