これってアート?…“ありのまま” の魅力が爆発「アート」と「音楽」でつながるセカイ「アート・ミーツ・ハートとやま」
チューリップテレビでは障がいのある人の表現をテーマに取材を続けていて、今月9日、その集大成となるイベントを開催しました。今回のイベントで、新たな表現と支援の可能性も見えてきました。 【写真を見る】これってアート?…“ありのまま” の魅力が爆発「アート」と「音楽」でつながるセカイ「アート・ミーツ・ハートとやま」 障がいのあるなしを越えてアートでつながるイベント「アート・ミーツ・ハートとやま」。富山市のオーバードホール・中ホールが個性豊かな作品でいっぱいにー 来場者「不思議だし素敵だしどうやって描いたんだろうって」 来場者「家に転がっていたら『ゴミ?』と思われるものでも、これが作品になるのねって」 パネルディスカッションでは、障がいのある人の表現を支援している4人が福祉やアート、デザインなど様々な視点から語り合いました。 工房ココペリ(富山県高岡市) 米田昌功代表 「アートって言葉があると、ものすごく安心して愛することができるというか。前に進めるというか」 さふらん生活園(愛知県名古屋市) 水上明彦施設長 「米田さんとか、アート関係者に発見されちゃいまして、これアートですよって言われて、アートなんですか?っていうようなことで」 「とやまふぉんと」デザイナー 山口久美子さん 「アートの意味って、アートを見つけるようなこともあるのかなと思ったりとか。これはアートなのかもしれない、みたいな。発見みたいな」 ■不良品を生み出す天才児こそ、アーティスト 世界的に評価されているアーティストを数多く輩出している滋賀県の福祉施設「やまなみ工房」の山下完和施設長はー やまなみ工房(滋賀県甲賀市) 山下完和 施設長 「今こうやってアートの分野で評価されている人たちって全員が全員不良品を出す天才児ばっかりやったんですよ、内職の時はね。でも今あなたがやりたいことをやりたい時にやりたいようにすればいいよの世界になったらみんなこうやって評価をされている」 「まだまだ彼らに対する、例えば差別や偏見っていうことがあるなら、いやいやちゃんと見てください、彼ら素晴らしい人なんですよっていうことを伝えるためのひとつのアートという力だと思いますね」
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