市場に活気戻る 鮮魚と青果部門で「初市」
石川県金沢市では5日、鮮魚部門と青果部門の初市が開かれ、年初めとなる競り人たちの威勢の良い掛け声が場内に響き渡りました。 【写真を見る】市場に活気戻る 鮮魚と青果部門で「初市」 金沢市西念の金沢市中央卸売市場では、鮮魚部門の初競りに先駆けて午前3時半前から馳知事らが出席してセレモニーが開かれ昨年の能登半島地震と豪雨災害の犠牲者へ黙とうが捧げられました。 また年頭にあたり金沢市の村山市長が「今年一年、多くの魚を取り扱う年にしてほしい」と挨拶しました。 初競りではエビやカレイ、ズワイガニなど北陸の冬の味覚がズラリと並び、競り人たちの威勢の良い掛け声が響きました。 5日は時化の影響などで船が出られなかったこともあり、例年よりも入荷量は少なかったということです。 中央卸売市場 土村誠二市場長「この巳年というのが再生と長寿という年になりますので、やはり能登の皆さまとともに歩んでこの市場を新しいものに進めていくということが大切かなと言う風に思っている」 今年の初物となる鮮魚は昼頃には県内のスーパーなどの店頭に並ぶということです。 また午前6時からは青果部門の初市も開かれました。
北陸放送