新潟県の雪の予想 10日頃にかけて冬型が強まり大雪となる所も 7日は予想最大瞬間風速30mと風が強まる恐れ【3時間ごとの雨雪シミュレーション・6日午後9時更新】
日本付近は7日以降、冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込む見込みです。新潟県内は、7日は大気の状態が非常に不安定となる見込みで、新潟地方気象台は7日昼前から夕方にかけて強風に注意・警戒するよう呼びかけています。 【画像を見る】7日(火)~11日(土)の雨と雪のシミュレーション(3時間ごと) 気象台によりますと、7日は冬型の気圧配置となり、北陸地方の上空およそ5500メートルには氷点下30度以下の強い寒気が南下する見込みです。このため、新潟県の海上では非常に強い風が吹くほか、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達する見込みです。予想よりも冬型の気圧配置が強まった場合は、暴風警報を発表する可能性があるとしています。 ■風の予想 ▼7日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 上越・中越・下越・佐渡の陸上 18メートル(30メートル) 上越・中越・下越・佐渡の海上 20メートル(30メートル) さらに、7日の日中は広い範囲で雨となる見込みで、山沿いを中心に雪のエリアが広がる見込みです。 その後、冬型の気圧配置は11日にかけて続き、9日~10日頃は冬型が強まるとみられます。気象庁は、寒気の程度などによっては警報級の大雪や高波となるなど大荒れの天気の恐れがあるとしています。 今後の雨と雪のシミュレーションを見ると、新潟県内は8日以降、所々で降り方が強まる時間帯がある見込みです。気象庁は、日本海にはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が発生し、北陸地方に雪や雨を降らせる雲が次々と流れ込む恐れもあるとしています。 まとまった雪となり、積雪量が増える恐れもありますので、今後の気象情報に注意してお過ごしください。
新潟放送