菊間千乃さん父、八王子実践バレー部元監督の菊間崇祠氏が死去、90歳 誤嚥性肺炎で がん7回克服
元フジテレビアナウンサーで、現在は弁護士の菊間千乃さんが6日、インスタグラムを更新し、実父で八王子実践高バレーボール部の元監督、菊間崇祠氏が誤嚥性肺炎で亡くなったことを伝えた。90歳。 【写真】在りし日の崇祠氏 笑顔の菊間千乃さんと父娘愛にじむ2ショット 7回ものがんを克服してきたことを明かし、「今回も大丈夫、必ず元気に戻ってくると信じていたのですが、叶いませんでした。」とつづった。1カ月前に脚を骨折して入院し、手術は成功したが、その後、誤嚥性肺炎になり、旅立ったという。 菊間さんは「父がバレー部の監督をしていて、その学校がフジテレビで中継されていた春の高校バレーの常連校だったことから、フジテレビが身近になり、アナウンサーにインタビューされている父を見て、私もフジテレビのアナウンサーになりたいと思うようになりました。父の優勝監督インタビューをやりたい!と思っていたのですが、入社後は1回も優勝することなく、夢は果たせずじまいでした。」「1回目の司法試験に落ちた時、普段優しい言葉なんてかけてこない父が、電話越しに『身体に気をつけろよ』と言ってくれて、電話口で号泣しました。2回目の試験に合格した日、父は1滴もお酒が飲めないのですが、母に「今日はビールで乾杯しよう」と言ったらしいです」と思い出をつづった。 そして「私の可能性を誰よりも信じて、応援してくれる父でした」「自分の人生を生き切ったカッコいい父でした。父の娘として産まれて、本当に幸せでした。」とつづった。 25年ほど前、アナウンサー時代に撮影した2ショット写真も添え、「これからは思い出の中の父と対話をすることが、むしろ増えるのかもしれません。母を大切に。元気にやっていきますので、お父さん、安心して天国に旅立ってくださいね。」と結んだ。