首相、輪島塗の手土産検討 訪米時、被災地支援に一役
岸田文雄首相が8日からの訪米時に会談するバイデン大統領に対し、能登半島地震の被災地、石川県輪島市の伝統工芸品「輪島塗」を手土産として渡すことを検討していることが分かった。日米外交筋が7日明らかにした。輪島塗の魅力をアピールして被災地支援に一役買いたい考えだ。 首相は3月5日の参院予算委員会で、能登半島地震被災地の文化や産業について、あらゆる機会を活用して積極的にPRすると表明。上川陽子外相は2月、パナマを訪れて要人と会談した際に輪島塗のボールペンを贈った。