【札幌2歳S】ドゥラメンテ産駒が芝1800m戦で単複回収率100%超え 2歳戦を産駒傾向で攻略だ
本命はアスクシュタイン 血統と前走内容が優秀
ここまで種牡馬にフォーカスしてきた。ゆえに本命は出走予定馬の種牡馬のなかで、2歳戦の芝コースと芝1800mで勝率トップのドゥラメンテ産駒から指名する。 当初は、ソダシが札幌2歳Sでマークしたレコードを、デビュー戦で0.4秒更新したキングスコールを指名する予定だったが、残念ながらソエで出走を見送ることになった。 そこで本命は同じくドゥラメンテ産駒のアスクシュタインとする。デビュー戦はスローペースとはいえ、終始後続にマークされる息の抜けない展開を逃げ切り。前走のコスモス賞は他馬を寄せ付けない7馬身差の圧勝劇だった。今回も逃げることができれば非常に楽しみな1頭だ。 対抗は芝2歳戦の勝率が2位だったエピファネイア産駒のトップオンザヒル。新馬戦はフラフラする場面もあり、今回はどれだけ若さが改善されたかが試される一戦といえる。 3番手評価はドゥラメンテ産駒のファイアンクランツ。同馬はもう少し先になってからより成長してくる印象があるため少し評価を下げた。 4、5番手はキズナ産駒のマジックサンズ、モーリス産駒のレーヴドロペラとする。実は両産駒は近5年で2歳重賞わずか1勝ずつと低調な成績となっている。そんな中でも4番手はマジックサンズ。同馬は函館の新馬戦を2馬身差で完勝。洋芝経験があることを評価してこちらを上にとる。 ◎アスクシュタイン ◯トップオンザヒル ▲ファイアンクランツ △マジックサンズ ×レーヴドロペラ 《ライタープロフィール》 高橋楓。秋田県出身。 サクラローレルの馬体の美しさに魅せられて競馬の世界に惹きこまれる。他に好きな馬はホクトベガ、サイレンススズカ。一口馬主を趣味とし、楽しさを伝える事にも注力している。 競馬のWEBフリーペーパー&ブログ『ウマフリ』にてライターデビュー。競馬、ボートレースの記事を中心に執筆している。
高橋楓