琴ノ若、大関へ「まだ上がある」 二所連合稽古、霧島も参加
大相撲初場所(14日初日・両国国技館)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が6日、東京都江東区の高田川部屋で行われ、大関昇進に挑む26歳の関脇琴ノ若は時津風一門から参加の大関霧島らと16番取り、9勝7敗だった。期待が高まる1年へ「まだ上がある。常に前向きに臨めるようにしたい」と抱負を語った。 霧島には1勝5敗と分が悪かった。得意の右差しを封じられる場面が目立ったが「番数はこなせたし、自分の形になりづらい中でも前に攻める相撲は取れた」と納得の表情。一門内での存在感は増し「気持ちで負けない姿を見せたい。自分のやるべきことをやって、若い人たちを引っ張っていけたら」と自覚をにじませた。