ファンとの交流イベントに参加したラグビー日本代表

　◇ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2024　日本―ニュージーランド（2024年10月26日　神奈川・日産スタジアム） 　ラグビー日本代表は23日、横浜市西区の「MARK　IS　みなとみらい」で「みんなで超えていこう。ラグビー日本代表ファンミーティング」に臨んだ。イベントには永友洋司チームディレクター、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ（HC）以下、全選手が参加。3日後にニュージーランド戦が控える中、貴重な時間を割いて約400人のファンとの交流を楽しんだ。 　会の冒頭ではいずれも代表OBの大西将太郎氏、田中史朗氏、山田章仁（九州）の3人がトークショーを繰り広げ、13年、18年と2度オールブラックス戦に出場している田中が「若い頃は“オールブラックスだあ！”という感覚だったが、今の日本は（試合を）やるのが当たり前。そこで勝つ日本代表を見せてほし」と期待。現在も現役を続ける15年W杯代表の山田は、司会から代表復帰を狙っているかと問われると、「隙あらば。行っちゃうんじゃないですか～」と色気を見せた。 　OBのトークで会場が暖まったところで、合宿地の宮崎から移動してきた日本代表が登場。場内のボルテージは最高潮に達した。冒頭のあいさつでジョーンズHCは「まずは足元の悪い中でお越しいただき感謝したい。宮崎合宿でタフな準備をしてきた。土曜日のニュージーランド戦に向けて準備万端です」と話し、不敵な笑みを浮かべてみせた。 　チームは試合までの残り2日、横浜市内で残り最終調整を行い、24年の日本国内最終テストマッチに臨む。今秋のチームをリードするSO立川理道主将（東京ベイ）は、「日本代表のラグビーをしっかりする。試合の最初から最後までプレッシャーを掛け続けたい」と宣言した。