町田が数的不利のG大阪から3発で首位固め!神戸は武藤、トゥーレル、大迫の3ゴールで鹿島に逆転勝ち | 6月30日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】30日、明治安田J1リーグ第21節、J2リーグ第22節、J3リーグ第19節の計12試合が行われた。 ●今日のJリーグ中継・実況解説 | 放送予定・試合日程
J1は7試合が行われた。 勝ち点2差で迎えたガンバ大阪とFC町田ゼルビアの注目カードは、序盤にG大阪が立ち上がりから左サイドのFWウェルトンのところから鋭い攻撃を仕掛けると、9分にはFW宇佐美貴史のスルーパスに抜け出したウェルトンが町田のGK谷晃生の股を通すゴールを沈めてG大阪が幸先良いスタートを切った。 だが、迎えた33分、その直前に警告をもらったばかりだったDF半田陸が2枚目の警告を受けて退場。G大阪が数的不利に立たされると、試合の流れが一変。 前半アディショナルタイムにロングスローの流れからFWミッチェルデュークのゴールで町田が追いついて折り返すと、62分には後半からピッチに入ったFW藤尾翔太がPKを沈めて逆転に成功。69分にはMF仙頭啓矢のゴールでさらにリードを広げて試合の行方を決定づけた。3試合ぶりの勝利を飾った町田が首位追撃を許さない大きな勝ち点3を手にしている。 もう一つの注目対決、ヴィッセル神戸と鹿島アントラーズの上位対決は、エースのFW鈴木優磨出場停止で欠いた鹿島が8分にCKからFWチャヴリッチのへティングゴールで先制する。だが、18分にはMF扇原貴宏のフィードに抜け出したFW武藤嘉紀のゴールで神戸がすぐに試合を振り出しに戻すと、38分にはCKのこぼれ球をDFマテウス・トゥーレルがこぼれ球を押し込んで前半のうちに逆転した。 後半立ち上がりに鹿島もチャンスを作ったが、62分にFW大迫勇也のゴールが一度はオフサイドとなったが、VARチェックの末にゴールが認められ、3点目を奪取。このリードを最後まで逃げ切った神戸が逆転で上位対決を制している。 浦和レッズとジュビロ磐田の一戦は、前半からボールを握って押し込んだ浦和が21分、左サイドを崩して折り返したクロスをDF石原広教が頭で合わせてリードすると、後半には52分にはMF渡邊凌磨、74分にはMF伊藤敦樹のゴールで勝負を決定づけて、終始ゲームを支配した浦和が連勝を飾っている。 セレッソ大阪は、FWレオ・セアラとMFルーカス・フェルナンデスのゴールを逃げ切って名古屋グランパスに勝利して7試合負けなし、アビスパ福岡は後半に生まれたMF重見柾斗の1点を逃げ切ってFC東京を敵地で撃破して6試合無敗としている。 その他、湘南ベルマーレと京都サンガF.C.の降格圏に沈むチーム同士の対決は、24分に生まれたFW原大智のゴールを逃げ切った京都に軍配が上がり、サガン鳥栖と柏レイソルの一戦は、後半にFWマテウス・サヴィオの2得点で逆転した柏がFW木下康介の2ゴールで4発を仕留めて逆転勝ちを収めている。 3試合が行われたJ2。清水エスパルスは、FWカルリーニョス・ジュニオのゴールで先制した後にファジアーノ岡山に同点とされたが、後半に再びカルリーニョスのゴールで勝ち越すと、79分にはMF矢島慎也が勝負を決定づける3点目を沈めて連敗をストップした。その他、モンテディオ山形が3ゴールを仕留める快勝でブラウブリッツ秋田を下して5試合ぶりの勝利を飾れば、ジェフユナイテッド千葉がMF田口泰士とDFメンデスのゴールで鹿児島ユナイテッドFCに逆転勝ちを収めてプレーオフ圏の6位に浮上している。 J3は2試合が行われた。ツエーゲン金沢は前半のうちに2点先行し、後半に琉球にオウンゴールで1点差に詰め寄られたが、このリードを逃げ切って3試合負けなし。FC今治は、FWマルクス・ヴィニシウスのゴールで先制した後は粘り強くリードを死守し、後半アディショナルタイムに追加点を奪ってこちらも3試合負けなし。前半戦最後のゲームで白星を飾り、金沢が4位、今治が5位とプレーオフ圏内でシーズンを折り返している。 ■6月30日開催 結果 ・J1第21節: G大阪 1-3 町田 C大阪 2-1 名古屋 浦和 3-0 磐田 FC東京 0-1 福岡 湘南 0-1 京都 神戸 3-1 鹿島 鳥栖 1-4 柏 ・J2第22節: 秋田 0-3 山形 清水 3-1 岡山 千葉 2-1 鹿児島 ・J3第19節: 今治 2-1 讃岐 琉球 1-2 金沢