代理店の売り込みに食いついたニューカッスル…ミランが22歳CBマリック・チャウの売却を排除せず
ミランで最終ラインの中枢を担うべきドイツ代表DFマリック・チャウ(22)だが、代理店はそれを望んでいないという。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 チャウは194cmの右利きセンターバック。 8歳で地元クラブのデュッセルドルフに入団後、レバークーゼン、ボルシアMG、シャルケ04のアカデミーを渡り歩いたのち、シャルケトップチーム昇格後の22年夏にミラン入りした。 加入時点で即戦力の期待があったわけではなく、移籍金も控えめ。それでも、トップレベルでも十分戦えるセンターバックであると証明しており、ミラン加入から1年後の昨夏にはドイツ代表デビューも果たしている。 そんな22歳チャウについて、ミランは長期的プロジェクトの中心に据えているとのこと。 しかし、チャウを受け持つ代理店は今年1月以降、同選手をプレミアリーグのクラブへ移籍させるべく、いわゆる「売り込み」を展開。ミラニスタにはよく知られる通り、これに食いついたのがニューカッスルだ。 ミランとしては、売却ありきではないものの、やはり引き留めには多額の資金が必要。 無理に慰留することはないとされ、ザルツブルクのセルビア代表DFストラヒニャ・パブロビッチ(23)に対する具体的な関心を寄せ始めたのも、チャウの動向を懸念してのものとされる。 ミランのチャウ評価額は4000万ユーロ(約67.8億円)とのこと。今夏チャウをニューカッスルへ売却する可能性は排除できないとされる。
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