忘年会シーズン前に人手不足の飲食店…最少スタッフでの対応に店舗改装も
けさ、7.2℃の最低気温を観測した松山の道後温泉。愛媛県内は、久万の2.0℃をはじめ、西条で6.4℃、伊方町瀬戸で今シーズン最低の8.6℃など、15の観測地点中ほとんどで10度を下回りました。 冷え込みが強まるとありがた~いのが…この湯気。足湯です。う~ん、あったかそう♪ 松山市民 男性: 「いいですね。寒い折はね」 今治市から 女性: 「最高。基礎代謝が上がる感じがして」 松山市民 女性: 「気持ちがいい。(記者に)お仕事中だけど入らない?」 一方、こちらの湯気は…徳島の地鶏、阿波尾鶏を使った水炊き。この水炊きと囲炉裏を囲むスタイルが人気の道後の居酒屋です。 ただ、湯気の向こうから見えてきたのは… サムライダイニング 大政大祐代表: 「人(手)の問題が大きい」 忘年会シーズンを目前にして、慢性的な人手不足に頭を悩ませていました。この店を含め、松山市内で5つの店舗を展開するサムライダイニング。コロナ前に比べて、スタッフの数はおよそ半分に減少していると言います。 大政さん: 「店舗によっては(スタッフを)減らしているというか100%までお店(に客)を入れないとか、店舗にもよるが、8割のところもあれば」 大政さんが人手不足の解消に期待を寄せるのが、今、まさに議論が進む… 大政さん: 「年末に近づけば近づくほど103万の壁のせいでちょっと働くのを減らしてるバイトとかもいたので、それが緩くなれば一番忙しいときに働いてもらえるようになる」 一方、終わりの見えない人手不足に対応するべく進められていたのは…店舗の改装です。 大政さん: 「最少人員で回せるようなお店。お店のコンセプトとしては日本酒・焼酎。お酒に特化した」 コロナの感染拡大を受け個室メインに改装した店内を、カウンターから見渡せるオープンなスタイルにすることで少ないスタッフでも目が届きやすい店を目指します。 大政さん: 「(注文がタブレットになったりだとか、人員を減らさなきゃいけなくなったりだとか、お客様とお店側の距離がちょっと開きがち。どう解決していくかはひとつチャレンジしないといけない」