「よりいっそう、かっこいい男に」背番号10が新婚祝弾! 代表9点目でW杯最終予選へ収穫
◆26年北中米W杯アジア2次予選▽第5戦 ミャンマー0―5日本(6日、ミャンマー・ヤンゴン) 【写真】堂安もゴール 2日には結婚相手をお披露目! B組の日本はアウェーでミャンマーに5―0と勝利し、5連勝(不戦勝含む)とした。22年カタールW杯後、スタートから初めて3バックを採用。左ウィングバック(WB)で起用されたMF中村敬斗(23)=Sランス=が前半17分に先制点、終了間際に2点目を決め、代表9戦8ゴールと驚異の決定力を発揮した。MF堂安律(25)=フライブルク=が追加点を挙げ、後半にもFW小川航基(26)=NEC=の2得点で突き放した。次戦は、アジア2次予選最終戦となるシリア戦(11日・エディオンピースウイング広島)。 堂安が2日の結婚発表から最初の試合を自らのゴールで祝った。1―0の前半34分。鎌田のゴールポストに直撃したシュートのはね返りを、ゴール前でフリーでいた堂安が左足で押し込んだ。ミャンマー戦を前に「よりいっそう、かっこいい男になっていきたい」と決意を示していたが、代表9点目で存在感を示した。 既に最終予選進出を決めているが、ギラギラした思いを胸にピッチに立った。1~2月のアジア杯では優勝候補に挙げられながらベスト8で敗退し「人生で一番悔しい大会」として深く刻まれた。「強さや決定機をつくり出すファイナルサード(ゴール前)の質」を課題に挙げていた中、決めて当然の状況ではあったが「緊張感を持ってやっていきたい」と話していた最終予選に向けた今回の活動。背番号10が結果を残したのはプラス材料となった。
報知新聞社