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来年のアメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者による、初めてのテレビ討論会が行われました。支持率トップのトランプ前大統領は欠席し、本命不在の異例の討論会となりました。 討論会は、フロリダ州のデサンティス知事ら8人が参加して、保守系メディアのFOXニュースで放送されました。一方、トランプ前大統領は討論会を欠席し、同じ時間に自らのインタビューを公開。「討論会出席は無意味だ」と主張しました。 トランプ前大統領 「世論調査で私は50ポイントも60ポイントもリードしているが、支持率が0から2％の人もいる。なぜ私が1～2時間も座っていなければならないのか」 トランプ氏は、4つの刑事事件で起訴されましたが「選挙妨害だ」と支持者をあおることで党内の支持を伸ばしています。討論会ではトランプ氏への賛否は分かれましたが、支持率2位のデサンティス氏は批判を避けました。 ワシントンポスト紙はトランプ氏を討論会の「勝者」とする一方、デサンティス氏を「敗者」とし、「記憶に残らなかった」と厳しく指摘しました。