ヘンリー王子、母ダイアナ妃はアメリカで子育てしたかった 自分は実現出来て感謝している
英王室を離脱し、妻メーガン妃とともに米カリフォルニア州で暮らしているヘンリー王子。「ここでの暮らし、ここでの子育てを満喫しています」と語り、亡くなった母ダイアナ妃はアメリカで子育てしたかったのだと明かした。 【写真】若き日のキュートな笑顔も!「ヘンリー王子」フォトギャラリー Peopleによると、ヘンリー王子が現地時間12月4日に開催されたNew York Times主催の2024 DealBookサミットに出席し、「ここでの暮らしとここでの子育てを満喫しています。期待すらしていなかった生活です」とトークイベントでコメント。「母の望みだったのではないかと感じています。僕が子ども達と一緒にしている生活は、イギリスでは叶わなかった。大きなことです。この素晴らしい機会を得たことに、心から感謝しています」と続けたそうだ。 ヘンリー王子とメーガン妃は、安全性に不安があるとして、2020年にアメリカに移住。5歳の息子アーチー王子と3歳の娘のリリベット王女とともに、モンテシノに購入した自宅で暮らしている。 このイベントでは、同紙のコラムニストでDealBookの創始者でもあるアンドリュー・ロス・ソーキンとともに、メディアや誤情報、デジタル世界を安全にするための取り組み等についてトークを展開。王子は自身について誤った情報が報じられてきた経験を振り返り、「そうした環境で育つと、情報の信ぴょう性だけでなく、他の人の考えにも疑問を持つようになる。時間を経るともっと危険になる恐れがあると気が付くのです」と述べる。 「こうした中にずっといると、逃れる道はないと感じてしまう。母に起きたことを見て、子どもの僕は無力感を覚えました。無力感は心の混乱に繋がります。無力感は僕の最大の弱みです」と続け、妻や子ども達にも同じことが起きるのではないかと、心配でならないと明かしたそうだ。