前職は看護師「父の夢」「亡き母」とともに 高知県出身で唯一の女子ボートレーサー・赤松咲香選手
そして、11月18日。赤松選手は“デビュー戦”を迎えました。会場には、父と姉も訪れていたといいます。赤松選手のレースを見た父・誠一さんは、「まだ、これからだから」と話していたといいますが… (赤松咲香選手) 「すごく嬉しそうでした。本当に『お父さんの1つの夢でもある』と、ずっと言っていたので、『ありがとう』とも言われましたし、とにかく『自分以上に喜んでいるんじゃないか』っていうぐらい、父は喜んでいました」 (赤松咲香選手) 「お母さんにも、(デビュー戦前に)『走ってくるよ』っていう報告をして、『行ってくるよ』っていう報告もして、(デビュー戦から)帰ってきたあとも手を合わせに行って報告はしたんですけども、みんな『お母さんも応援しているからね』っていうふうに言ってくれて、『(母も)見てくれてたんじゃないかな』と思います」 (遠藤弥宙アナウンサー) 「これからの具体的な目標はありますか?」 (赤松咲香選手) 「1番上としては、『A1級レーサー(最上級)』になって長く活躍したいと思っています。諦めない気持ちは誰にも負けないと思っているので、今は本当にとにかく全力で食らいついていって、負けたくない気持ちはすごくあるので、これから1着でも上を目指せるように、最後まであきらめずにいくところを見てほしいと思います」 高知県出身でただ一人の女子ボートレーサー、赤松選手。彼女は家族の思いも乗せ、“水上の戦い”に挑みます。赤松選手の次のレースは12月18日に広島で行われます。
テレビ高知
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