ミリオンスターズ初V 日本海リーグ 日本一へ27日から決定戦
●富山に8―0 日本海リーグ・石川ミリオンスターズは7日、金沢市民野球場で富山GRNサンダーバーズに8―0で勝利して今季通算20勝15敗2分とし、リーグ発足2年目で初の優勝を決めた。 リーグ優勝はBCリーグ(当時)を制し、チャンピオンシップに勝って独立リーグ日本一に輝いた2013年以来11年ぶり。選手から胴上げされて6度宙を舞った就任1年目の岡﨑太一監督は「うれしいよりほっとした気持ち」と心境を明かし、「指導経験のない監督に選手がよくついてきてくれた」とナインに感謝した。 試合は石川の先発香水晴貴が7回を無失点で抑えた。四回に7番森本耕志郎の適時二塁打で先制すると、六回に1点、八回に6点を加えて勝利をたぐり寄せた。九回、富山の最終打者がピッチャーゴロに倒れると、石川の選手がベンチから飛び出し、マウンド上で歓喜の輪を作った。 チームは27日から栃木県で始まる日本独立リーググランドチャンピオンシップに出場し、3度目の独立リーグ日本一を目指す。