初開催のマカオ国際美食都市カーニバル、10日間合計約10.7万人来場
マカオ政府観光局(MGTO)が(2024年)6月14日から23日までの10日間にわたってマカオ半島新口岸地区にある複合リゾート施設「マカオフィッシャーマンズワーフ」で「マカオ国際美食都市カーニバル(澳門國際美食之都嘉年華)」を初開催した。 MGTOが6月25日に発表したレビューによれば、同イベントは同局による年間最大の国際美食文化イベントで、会場面積は約6500平米。見どころとして、ユネスコ食文化創造都市に認定されている中国本土の各都市(成都、順徳、揚州、淮安、潮州)及びタイのプーケット、マレーシアのクチン、フィリピンのイロイロの特色あるグルメを提供する著名飲食店およそ100がブースを展開する「国際美食ストリート」、世界の食文化創造都市の有名シェフがライブ調理を披露する「食文化創造都市ショーケース」、アフターコロナで初めての「マカオ国際美食フォーラム」の3つを挙げ、アジア(日本を含む)、欧州、アフリカ、米州の18ヶ国、29の食文化創造都市の代表が参加し、実に世界の食文化創造都市の半数以上にあたり、その数は過去最多だったとのこと。
また、10日間合計の来場者数は延べ10.7万人、同局公式SNS媒体の総露出量は2840万超に上ったとし、今回のイベントを通じてマカオの「ツーリズム+美食」の魅力を体現でき、国際プラットフォームとしての優位性を存分に活かして食文化創造都市の伝承、革新、交流を促進することで、国際大都市としての金看板を磨くことににつながったとのポジティブな見方を示した。 同局では、複数のチャネルを使って市民及び旅客に対するアンケート調査に着手しており、初開催となった今回のイベントの評価及びマカオにもたらす効果について分析を行い、今後の活動要素、形式、宣伝プロモーションの最適化を図るいう。 独特の食文化を有するマカオは2017年にユネスコ食文化創造都市に認定されて以降、同局を中心に、美食をテーマにした観光プロモーションを積極展開している。