「男がスカート履いてなにが悪い」、メンズ向けスカートブランド「レスカート」が始動
首都圏を中心に音楽スタジオやライブハウスを運営するリンキィディンクが、メンズ向けスカートブランド「レスカート(lesskirt)」を8月1日にローンチした。同日からネットショップ「BASE」で予約販売を行っている。 【写真】「男がスカート履いてなにが悪い」スカートを着こなした男性
レスカートのブランドコンセプトは、「男がスカート履いてなにが悪い」。「スカートは女性が履くもの」という固定観念に疑問を投げかけ、意味を更新していくことを目指している。ブランドの開発担当を務める同社ライブハウス部門統括部長の小牟田玲央奈にとって、娘の「私はスカートを履きたくない」という言葉がレスカート立ち上げの原動力になったといい、娘の言葉から「男子生徒でスカートを履いたらいけないっていう文化ってなんでなんだろうか」と思い至ったことで今回のブランド立ち上げに至ったという。 アイテムは、男性がチノパンのような感覚で普段使いができるよう、履き心地とシルエットにこだわったスカートを展開。生地はワークパンツでも定番のTC ツイルで、ウエストは6cm幅の太幅ゴムを採用した。スピンドルで調整できるフリーウエスト仕様にすることでストレスのない履き心地を実現し、キーフックを備え機能性も両立させた。また、アイテムは8分丈や9分丈をイメージした丈感で、ウエストから裾にかけてのシルエットにハリをもたせ裾の広がりもキープするという。第1弾では、ストリートシーンやアウトドア、モードスタイルにも着こなせるブラック、カーキ、チノベージュの3色を用意した。価格は各税込1万円。第2弾では第1弾のベーシックカラー以外の色や柄を施したスカートを展開するほか、アーティストやクリエイターとのコラボレーションも企画していく。