日向坂46正源司陽子、小学生時代の修学旅行に後悔の念「何をしに行ったのかしら…」
日向坂46の四期生11人全員が出演する映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」(10月25日公開)の公開直前イベントが10月20日に都内で行われ、四期生の正源司陽子、藤嶌果歩、二期生の小坂菜緒が出席した。 【写真】日向坂46・正源司陽子が小学生時代の修学旅行の思い出を語った ■正源司陽子、広島で「もんじゃと焼きそばを食べるという…」 アイドルデビューからわずか2年の四期生にとって、映画初出演となる本作。演技初挑戦の11人がメインキャストとして抜てきされ、東京を訪れた修学旅行生を等身大に演じる。 本作にちなみ、自身の修学旅行の思い出を尋ねられると、主人公の池園優里香を演じる正源司は小学6年生の頃の修学旅行が印象に残っているそうで「広島の方まで行かせていただいて、2日目に定番の宮島(厳島)の方に行ったんですけど、広島ってもんじゃ焼きが有名じゃないですか」と語り、MCから「お好み焼きでは!?」と指摘されると、正源司は「あっ、お好み焼きだ! 間違えました、ごめんなさい(笑)」と慌てふためいて笑いを誘う。 改めて「行動班のみんながお好み焼き好きだったので、『絶対に食べようね』って話をしていたんですけど、お店に入ったら注文票にみんながもんじゃを指したりして、なぜかお好み焼きを頼まずにもんじゃと焼きそばを食べるという…。何をしに行ったのかしらって」とエピソードを告白し、「(お好み焼きを食べられず)悔しいです」と後悔の念をにじませた。 ■藤嶌果歩「北海道内で修学旅行が完結」 また、羽川恵を演じる北海道出身の藤嶌は「道外に出ることなく、東京なんて行くことなく、北海道内で修学旅行が完結してしまいました」と打ち明ける。 「中学生の頃の話なんですけど、長靴とかを履いてお馬さんの背中を洗って、髪の毛を縛らないといけなかったので、ツインテールにしていて、ゆるっとしたパーカーを着ちゃったりして“モテ”みたいな(笑)」と笑顔を見せた。 MCから「長靴をはいて馬の背を洗っているんですよね? モテる要素があまりないのでは…」とツッコまれると、「いま考えたら中学生のときから羽川恵ちゃんだったなって思いました」とにっこり。 ■小坂菜緒は長崎で「充実した民泊」 渡辺莉奈が演じる桐井智紗の憧れのアイドル・有川凛を演じる小坂は、中学の修学旅行で長崎に行ったエピソードを披露。 「民泊をやりまして、実際に民家に泊めてもらったんですけど、私は農業と漁業をやっているおうちの方で、初日は玉ねぎとかじゃがいもを採ったりして、それをご飯にして頂いて、次の日は朝の6時から船を出してもらって海釣りに行って、それをお昼ご飯にしてもらいました」と声を弾ませる。 「結構充実した民泊を過ごさせていただいて、笑顔あふれる修学旅行でした」と笑顔で語っていた。 ■メンバー11人のリアルな物語が盛り込まれた作品 本作の監督は、最新作「658km、陽子の旅」が第25回上海国際映画祭のコンペティション部門において、最優秀作品賞を含む最多3冠に輝いた熊切和嘉、脚本は「HiGH&LOW THE MOVIE」シリーズの福田晶平と、Netflixシリーズの「トークサバイバー」やSnowMan主演映画「おそ松さん」の土屋亮一がタッグを結成。 企画段階からメンバー11人に事前インタビューを敢行し、学生時代の思い出や、アイドルになる前のエピソード、東京への思いなどをヒアリング。それを基に彼女たちのリアルな物語が盛り込まれた完全オリジナル脚本を作り上げた。 ◆取材・文=風間直人