【菊花賞】ダノンデサイル、メイショウタバル、アーバンシックの3頭をデータで比較 3000m以上で勝利はゴールドシップ産駒のみ
長距離でゴールドシップ産駒が活躍
次に競馬場関係なく、2019年10月1日から2024年10月11日までに行われた芝2400m以上の604レースの成績をみていく。 <芝2400m以上 有力馬の種牡馬成績> エピファネイア産駒(ダノンデサイル) 【35-19-18-177】勝率14.1%/連対率21.7%/複勝率28.9% ゴールドシップ産駒(メイショウタバル) 【42-40-44-371】勝率8.5%/連対率16.5%/複勝率25.4% スワーヴリチャード産駒(アーバンシック) 【0-1-0-9】勝率0.0%/連対率10.0%/複勝率10.0% 集計期間:2019年10月1日~2024年10月11日 604レース エピファネイア産駒は勝率、連対率、複勝率の全てで3頭中1位の成績を残している。ただ気になるのは2600mまでしか勝ち星がないこと。3000m以上は【0-3-2-13】で1勝もできていない。 初年度産駒のデビューからすでに5年が経過している。不良馬場でタフな菊花賞を制したエピファネイアだけに少々意外な結果だ。 対してゴールドシップ産駒はイメージ通り距離が延びるほど成績も上昇している。 2400m【12-14-16-149】勝率6.3%/連対率13.6%/複勝率22.0% 2500m【4-3-1-36】勝率9.1%/連対率15.9%/複勝率18.2% 2600m【23-20-25-162】勝率10.0%/連対率18.7%/複勝率29.6% 3000m【3-2-1-16】勝率13.6%/連対率22.7%/複勝率27.3% やはりゴールドシップ自身も現役時代は長い距離を得意としており、産駒たちも同じような傾向がでている。 スワーヴリチャード産駒はまだデビューから時間が経っておらず、これまでに産駒が勝利した最長距離は2200m。サンプル数が少なく、3000mに対しては未知の部分が大きい。 距離適性はゴールドシップ産駒のメイショウタバルが優勢ということが分かった。