健康寿命が73歳なら、年金は「60歳」で受け取るほうがお得? 平均寿命まで生きる場合と比較
まとめ
今回のシミュレーションでは、60歳よりも65歳から年金をもらい始めた場合、平均寿命まで生きれば生涯の年金額は多くなり、健康寿命までの期間の受給額でみると少なくなりました。そのため、健康なうちにできるだけ多くの年金をもらいたいという人は、年金を早めにもらい始めたほうがよいかもしれません。 とはいえ、実際に人はいつまで健康でいられるのか、そしていつまで生きられるのかは不明です。そして、年金を受け取る時期を遅らせた場合にはそれまでの生活費を用意する必要があります。 年金を受け取るタイミングは、貯蓄や就業状態、価値観などをもとに、総合的に検討していきましょう。 出典 厚生労働省 令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況 日本年金機構 年金の繰上げ受給 内閣府 令和4年版高齢社会白書(全体版) 第1章 高齢化の状況(第2節 2) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部