ダスキン、大阪府立東淀川支援学校で「お掃除の出前授業」を実施
株式会社ダスキンは、大阪府との包括連携協定に基づき「お掃除の出前授業」を大阪府立東淀川支援学校で実施した。大阪府教育庁との公民連携の取り組みとして、支援学校へ出前授業を行うのは同社として初の試みとなる。 【画像】授業に参加した生徒の様子 同社は2000年から、「掃除を通して子供たちの力を伸ばす」をテーマとして、主に小学校で掃除の大切さや掃除用具の正しい使い方に関する出前授業を行っている。2012年4月から2024年3月末の実施校数は4,345校に上り、延べ378,071人の児童が受講している。 今回実施した東淀川支援学校の出前授業には、中学部2年生の生徒29人が参加。生徒たちは、普段使用しているほうきやぞうきんを使い、掃除の意義や掃除用具の正しい使い方を学んだ。 生徒たちは実際に掃除用具を使用しながら、掃除の基本を楽しみながら体験した。出前授業の最後には、掃除をする意義と掃除用具の使い方が掲載されている「クリーンちょうさ隊 メンバー手ちょう」が配布され、生徒たちからは喜びの声が上がったという。 実施した授業について、東淀川支援学校の担当教員は、「普段の授業では見せない、生徒の表情や行動などを見ることができた新鮮な授業だった。各生徒に自信が付くとともに、掃除への関心が高まったように思う」とコメントを寄せた。 同社が大阪府と締結した「大阪府包括連携協定」では、同社が展開する衛生・清掃関連サービスを中心とする訪販グループとミスタードーナツを中心とするフードグループの各事業において、7つの分野での連携・協働を促進し、地域の活性化や地域に密着した住みやすい街づくりのための取り組みを行っている。
こどもとIT,本多 恵