損保ジャパン、保険代理店に出向した社員が顧客情報を漏洩 対象は2700件
東京都内の保険代理店に出向していた損害保険ジャパンの社員が、自分の出身母体の損保ジャパンに顧客の損害保険契約情報(一部個人情報を含む)を漏洩していたことがわかった。保険代理店が7月12日発表した。保険代理店や損保ジャパンによると、漏洩した情報の件数は約2700件という。 漏洩した情報は契約者名、保険会社名(損保ジャパンを含む損保19社)、保険種目、保険料、担当者名など。 保険代理店は「トータル保険サービス」(小木曽琢弥社長、東京都中央区)。同社のホームページによると株主は中央日本土地建物、清和綜合建物、各生命保険会社、損保会社となっている。 7月10日に損保ジャパンからトータル保険サービスに報告があり、発覚した。詳細については現在調査中だという。対象となる顧客には順次連絡する。問い合わせ先は(0120-336-684)。 損保業界ではさまざまな形での情報漏洩が相次いでいる。