『ドラクエ』“消えた”呪文に「マジで!?」「効果忘れた」
パルプンテってもう覚えないんだ…
HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』では、ファミコン版にはなかった呪文「ベホイム」「ザオ」などが追加されました。 【画像】え…消えて悲しかったのは満場一致でこれやろ? コチラがFC少年を興奮させた「ムフフな女賢者」です(5枚) 「ベホイミ」よりも多くのHPを回復する呪文、ベホイムの初登場は『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』、「ザオラル」よりも低レベルで習得できるザオの初登場は『ドラゴンクエストX』でした。 一方で、『ドラクエ3』にあって後発のタイトルでは消えてしまった呪文もあります。意外なものが「パルプンテ」で、味方キャラが習得できるのは『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』が最後となりました。 パルプンテは『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』で初登場し、「何が起こるか分からない」という、メリットもデメリットもあるギャンブル性がプレイヤーを楽しませました。味方側にも損害が出る可能性があるものの、敵へのダメージを期待して「メタル狩り」の際に使った、というプレイヤーも多いのではないでしょうか。 パルプンテは「ドラクエ」ファンなら知らない人はいないほどの有名な呪文であり、ナンバリングタイトルから消えてしまったことに驚かされます。 また、『ドラゴンクエストVI 幻の大地』で初登場し、スーパーファミコン版の『ドラクエ3』にも採用された「フローミ」も消えてしまった呪文のひとつです。唱えると、今いる場所の地名やダンジョンの階層が分かるという呪文で、マップシステムが搭載されるようになったタイトルでは不要なものになってしまいました。HD-2D版『ドラクエ3』にも登場していません。 「どんな効果だっけ?」と記憶が混乱していそうなのが「マホステ」と「マホキテ」です。マホステは『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』で初登場しました。勇者のみが使え、味方ひとりに対し、いっさいの呪文を無効にするバリアを張る効果があります。ナンバリングタイトルでは『ドラクエ10』まで登場していません。『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』では、敵専用の呪文となっています。 似た名前のマホキテは『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』で初登場し、『ドラクエ7』まで続けて登場、間を置いて『ドラクエ10』で再登場しました。マホステと名前が似ていますが、こちらは味方ひとりに対し、敵からかけられた呪文のMPを吸収する効果を与えることができます。こちらは『ドラクエ11』には登場しておらず、発売予定の『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』に登場しなければ、「消えた呪文」の仲間入りとなりそうです。 HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』: (C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX (C)SUGIYAMA KOBO (P)SUGIYAMA KOBO
マグミクス編集部