靴下やストラップ、宝物をモチーフにしたグッズが人気…正倉院展
奈良国立博物館(奈良市)で開催中の「第76回正倉院展」(特別協力・読売新聞社)では、宝物をモチーフにしたグッズが会場内外の特設売り場で販売され、多くの人を引きつけている。 「深緑瑠璃魚形」などをかたどったストラップ(奈良市で)
館外にある読売新聞社の特設ショップ「天平」は計約350種を並べる。正倉院展のポスターに使われた「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡(おうごんるりでんはいのじゅうにりょうきょう)」にちなみ、金や緑の糸で編み上げられた「和紙とシルクのやわらかソックス」(税込み2400円)は、奈良県広陵町の靴下メーカー「創喜」が手がけた。柔らかいはき心地が魅力だ。
館内1階特設ミュージアムショップでは計約70種がそろう。魚の形をしたガラスのアクセサリー「深緑瑠璃魚形(ふかみどりるりのうおがた)」などをかたどったストラップ(同450円)は、緑、黄など実物の4色に加え、赤、紫など計8色を展開する。
担当者は「会場で得た感動をグッズを通じて思い出してほしい」と話していた。