笑顔でノックを受ける佐々木麟太郎（撮影・金田祐二）

　現在一時帰国中で、今月末に米・スタンフォード大に進学予定の佐々木麟太郎（１９）が９日、岩手県花巻市内で練習を公開。約半年間のアメリカでの生活について語った。 【写真】フリー打撃する佐々木　下半身中心にさらに肉体がパンプアップしてない？ 　３月に渡米後、８月初めまで野球と勉強に励んだ佐々木。大学の寮は野球部専用でないため、一般の学生とルームメートだったという。現地での生活に戸惑いはなく「食事も環境も周りのサポートもいただきながら、やらせてもらっている。サマーリーグに出たときはタフな生活でストレスを感じる部分はありましたけど、いい経験になったと思う」と話した。 　チームの練習時間が少ないため、何人かで集まって練習をすることや食事に出かけることも。サマーリーグ期間中にはゴルフに誘われたが「そこまで興味がなかったので全て断って。多分相当つまらない男だと思われています」と笑った。 　また現地で食べた日本食にも強い衝撃を受けた。みそラーメンを頼んだところ出てきたのは、豆腐にネギ、わかめが入った“みそ汁ラーメン”。「おいしい話ではなく面白い話。心むなしかった」と報道陣を笑わせた。 　今月末には再び渡米し、本格的な授業と練習が始まる。「ここからが大変になってくる。勉強と野球両方をやっていくのが大学生の一番大切なところ。そこは気持ちの中でも外したくない。うまくバランスを見つけていくだけかなと思っている」と意気込んだ。