和歌山県産南高梅の「梅酒ヌーボー」、今季販売開始
今年収穫した和歌山県産南高梅で仕込んだ梅酒「香る南高 NOUVEAU(ヌーボー)」の販売が11月22日、全国の酒販店などで始まった。製造は酒造会社「中野BC」(海南市藤白)。(和歌山経済新聞) 【写真】今年の採れた南高梅を使って漬けた「香る南高 NOUVEAU(ヌーボー)」 6月6日の「梅の日」に漬け込み、半年ほどで実を取り出し、熟成する前に出荷する同商品。2011(平成23)年からウメ本来の味わいを知り、さまざまな梅酒を楽しんでほしいと販売する。9月に新ブランド「香る南高」シリーズ誕生に伴い商品名を「中野梅酒ヌーボー」から変更した。 同社によると、熟成した梅酒より淡い黄金色で、南高梅の香りと酸味が強いという。アルコール度数は、原酒のためほかの梅酒より高い20度。 梅酒杜氏(とうじ)の藤原弘彰さんは「熟成させた梅酒とは全く異なり、ウメの実の香りとスッキリした味わいが特徴。塩味と梅酒の酸味がよく合うので、チーズ系の料理やシイタケを使った料理と相性がいい」と話す。「まずはストレートで風味や香りを味わってほしい。このほか、炭酸割りなど好みの割り方で楽しんでもらえれば」とも。 価格は、720ミリリットル=1,595円、1.8リットル=2,642円。ビンテージ梅酒との飲み比べセット(各200ミリリットル)=3,850円。同社内売店「長久庵」やオンラインショップ、全国の酒販店などで販売する。
みんなの経済新聞ネットワーク