山中でシイタケと誤って毒キノコ採取…鍋料理で食べた夫婦が「食中毒」生えていたのは間違えやすい「ツキヨタケ」京都・綾部市
京都府は毒キノコをシイタケと誤って食べた夫婦が食中毒を発症したと発表しました。 府によりますと、綾部市に住む70代男性と60代女性の夫婦が11月18日に綾部市の山中でシイタケと誤って毒キノコを採取し、その日の夜に鍋料理にして食べたところ、約1時間半後に嘔吐の症状を訴え医療機関を受診したということです。 府が調査したところ、「ツキヨタケ」と呼ばれる毒キノコによる食中毒であると断定しました。 「ツキヨタケ」は夏から秋にかけて発生し、シイタケと間違いやすく食後30分~3時間で嘔吐や下痢、腹痛などの症状が現れるということです。 府は「キノコの鑑別は素人では難しいため、野生のキノコは採らない・渡さない・売らない・食べないようお願いします」と呼びかけています。