57歳会社員、2370万円だまし取られる 「アプリ未納料金ある。裁判止めるのに費用必要」要求され振り込む
兵庫県加西市内の男性会社員(57)が20日、「2640万円をだまし取られた」と加西署に届け出た。同署は特殊詐欺事件として調べる。 【写真】神社境内に16億円の根抵当権 急死宮司が担保に借金か 同署によると3月11日、男性の携帯に金融会社の社員を名乗る男から電話があり「アプリの未納料金がある。民事裁判の手続きを止めるには中止費用が必要」などと要求してきた。 男性は7月29日まで27回にわたり、市内のコンビニなどで電子マネーカード計270万円分を購入、カードの利用番号を電話で伝えた。並行して5月21日まで31回にわたり、指定された口座に市内のATMから計2370万円を振り込んだという。 その後「もう支払う金がない」と伝えると連絡が付かなくなったといい、11月初旬、男性が加西署に相談していた。