断捨離するときは「思い出」から始めては絶対にダメ!こんまりがよくやりがちな間違いを指摘
季節の変わり目は、大掃除にぴったり。このタイミングで、断捨離を敢行しようと思う人も多いはず。身のまわりをすっきりしたくなるこの時期、いらないと感じるものや必要のないものを取り払い、ポジティブな気分になりましょう。 【写真集】クローゼットの断捨離を効率よく行う方法。プロが説く黄金ルール8 本格的に断捨離をしようとするなら、実際に片付けを始める前に、計画を立てることが大事です。不要品を処理する際には、気をつけてほしいポイントがいくつかあります。順番もタイミングも、間違えてしまうと、作業がより難しくなります。片付けの時間を有効に使うためにも、避けるべき5つの間違いを以下に挙げたので、ぜひチェックしてみてください。
間違い1. 計画を立てない
片付けを始める前に、しっかりと計画を立てることが大事です。秩序だったやり方があれば、作業を戦略的に進めることができます。優先順位が明確になり、これからやろうとしていることに確信がもてますからね。計画の立て方の選択肢は幅広く、自分の気持ちや片付けの種類によって変わります。 例えば、一部屋の模様替えだけを考えているのなら、おすすめはアニタ・ヨコタが自著『Home Therapy』のなかで紹介しているスキー・スロープ・メソッド。コンパクトな空間を隅々まで効果的に整頓するのに最適です。要約すると、スキー場のスロープを滑るように、1つのエリアから別のエリアまで片付けていくやり方です。 けれど、家じゅうを大掃除したいのなら、もっとスケールの大きなやり方がふさわしいでしょう。こんまり・メソッドなどいかがでしょう。「ときめき」を感じるものだけを残し、それ以外のものには「ありがとう」と告げ、手放すという方法です。 あるいは、マルガレータ・マグナソンによる、スウェディッシュ・デス・クリーニング・メソッドなどいかがでしょう。これも、本格的に不要品を一掃する方法。簡単にいうと、自分がこの世を去った後、愛する人々の負担を減らすために、本当に大切なものだけを手元の置いておくという考え方です。どちらも、何を取っておくか、決め手となるのは自分の感情ということになりますね。