50代3人家族、「タオルは12枚」と決めておく。疲れない日用品の管理法
仕事や家事、育児…やることがあふれた日々は常に「考えて」と「選ぶ」ことの連続。毎日の献立や日用品のストック状況、夫や子どものスケジュール…考える時間や決めなければいけないことが多ければ多いほど、頭を使って、実際の作業時間以上にへとへとに疲れてしまうもの。ESSEフレンズエディターで、ライフオーガナイザー、片づけコンサルタントとして活動するきくともさんが「考えなくてもできること」を増やして、軽やかに暮らすコツを語ります。
暮らしの道具、どんな基準で選びますか?
片づけコンサルタントとしてお客様のお宅で片づけサポートをしていると、同じ用途のグッズをいくつもお持ちの方や、「〇〇専用」のツールをお持ちの方が多くいらっしゃいます。たくさんの道具にいつも使うお気に入りのアイテムが埋もれてしまって、「毎回探しちゃうんです」や「出し入れがしにくくて…」とストレスを感じているケースも多々。 どれも、ご本人の意思で手にしたものだと思うのですが、たくさんあることで暮らしにくくなってしまっては本末転倒ですよね。 私は、お気入りのものに出合うと、「マイ定番アイテム」として、繰り返し購入して使うことが多いです。使いやすさや機能性はもちろんですが、以下の点にも気をつけて購入するようにしています。 ・ロングセラーの定番商品か? ・丸洗いできるなど長く清潔を保てそうか? ・デザインや色も好みに合っているか? 自分の好みと機能性で納得のいくものを選び、それを定番化するように心がけています。
日用品を定番化することで「考えない」
わが家の定番アイテムをご紹介します。 まず、直径20cmのフライパン。3人家族のわが家では、副菜の調理やお弁当づくりには20cmで十分。小ぶりで使い勝手がよく、収納も省スペースですみます。ティファールのものを使っていて、焦げつきが出てきて料理にストレスを感じ始めたら買い替えます。 20cmは定番の規格で、アウトレットモールの店舗でも取り扱いがあることが多いので、迷うことなく買い替えができます。サイズが変わらなければ収納場所を新たに考える必要もないし、買い替えのためにどれがいいかネットで検索したり、お店であれこれ探す手間も省けます。 同様に、ザルやグラスも定番化して、壊れたり、欠けたりしたときには同じものを購入して入れ替えるようにしています。