『翻訳とパラテクスト: ユングマン、アイスネル、クンデラ』(人文書院)(人文書院)
チェコ文学者による、翻訳の不等価性、不均衡性を掘りさげた稀有な研究書―阿部 賢一『翻訳とパラテクスト: ユングマン、アイスネル、クンデラ』鴻巣 友季子による書評
【関連記事】
- 江戸初期に遠野に実在した珍しい女大名を主役に据え、数々の伝説を横糸にとりいれたファンタジックな時代小説―中島 京子『かたづの!』鴻巣 友季子による書評
- 度重なる編集者からの裏切り、上層部の開き直りによって、1人の人間が繰り返し切り捨てられる―宮崎 伸治『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記』武田 砂鉄による書評
- 読者の腹の皮をよじらせておいて、ずばりとモノゴトの本質を衝(つ)く―米原 万里『ガセネッタ&シモネッタ』井上 ひさしによる解説
- 翻訳とは何か? 翻訳とは、体を張った読書である。―鴻巣 友季子『翻訳ってなんだろう?』鴻巣 友季子によるまえがき
- 翻訳をめぐるユニークかつダイナミックな書籍―スコット・L・モンゴメリ『翻訳のダイナミズム:時代と文化を貫く知の運動』鴻巣 友季子による書評