【戸田ボート 第9回加藤峻二杯・日本財団会長賞】野中一平 ピンピンで勝負駆けに成功
<戸田30日8R、12R準優勝戦>ボートレース戸田の「第9回加藤峻二杯・日本財団会長賞」は4日目。野中一平(29=愛知)が右肩上がりに調子を上げて、準優勝戦進出を決めた。 得点率19位で予選を折り返したが3日目6Rで大外6コースから2着に入ると、予選最終日の29日4Rを道中逆転で制してシリーズ初白星。続く10Rはインから押し切り、得点率7位で予選を突破した。 「プロペラを調整して3日目から行き足、回り足ともに良くなっている。10Rも窮屈なターンになったけど差されませんでしたからね。ほぼこのまま行きたいと思う」と着順通りの仕上がりを見せる。 前々節のG1住之江周年記念でフライングを切った影響もあり、持ち前のスリット攻勢は影を潜めるが「スタートはコンマ0台は行かないようにしている。それに頼らずにレースを覚えたい」と前を向く。 30日は8Rに4号艇、12R準優勝戦に3号艇で登場する。ピンピンの勢いそのままに準優勝戦も突破して、優勝戦に駒を進めるか。