51本エース決めた新鋭ペリカー 四大大会初勝利、次戦は西岡良仁<ウィンブルドン>
ウィンブルドン
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は2日、男子シングルス1回戦が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク58位のG・ペリカー(フランス)が第20シードのS・コルダ(アメリカ)を7-6 (7-5), 6-7 (4-7), 7-6 (8-6), 6-7 (4-7), 6-3のフルセットで下し初戦突破を果たすとともに、四大大会で初勝利を飾った。 【錦織圭vsリンデルクネシュ 1ポイント速報】 20歳のペリカーは今季5月のオープン・パルク(フランス/リヨン、クレー、ATP250)でツアー初優勝を達成した新鋭。203㎝の身長から繰り出される強力なサービスが武器で、若手選手としては珍しい片手バックハンドを操る。 今大会には予選から出場したものの、予選決勝で敗退。しかし、本戦に欠場者が出たことでラッキールーザーとして本戦入りした。 世界ランク21位のコルダとの顔合わせとなった1回戦、ペリカーは試合を通して51本ものサービスエースを決める。タイブレークを2度ずつ奪い合い迎えたファイナルセットでは、ペリカーが第2ゲームでこの試合唯一のブレークを果たし、3時間21分の激闘を制して四大大会で初勝利を挙げた。 勝利したペリカーは2回戦で世界ランク90位の西岡良仁と対戦する。西岡は1回戦で同50位のN・ボルジェス(ポルトガル)を下しての勝ち上がり。
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