木彫りの絵付けを教えるバイツさん（左）＝南砺市の井波コミュニティプラザ「アスモ」

　南砺市の井波コミュニティプラザ「アスモ」で15日、メキシコの木彫りの絵付け体験教室が開かれ、ドイツ出身のハンス・バイツさんが伝統的な模様の描き方を伝えた。 　バイツさんは2022年末から1年間、メキシコ・オアハカの木彫り作家のもとで彫刻や彩色を学んだ。参加者は動物の形をした木の板に同心円状に模様を描き、バイツさんが伝統的な色の組み合わせなども手ほどきした。 　　●井波彫刻を修業 　バイツさんは世界各地でアートの修業を行っており、現在は井波彫刻を学ぶ。教室は「ものづくりの喜びを知ってもらいたい」と初めて企画した。