競泳 大橋悠依、欧州GPへ出発 「横向き用枕」でパリまでの遠征対策もバッチリ「自己ベスト更新が目標」
競泳のパリ五輪代表で、25日にフランス・カネから開幕するヨーロッパグランプリ(GP)に出場する女子個人メドレーの大橋悠依が17日、羽田空港で出国前に取材に応じ「(遠征が)長いので、最初からあまり頑張りすぎずに体を動かしていきたい。五輪を見据えて、ある程度のタイムで泳ぎたい」と、意気込みを語った。 ヨーロッパGPの3大会では「10種目くらい泳ぐ」と大橋。カネ大会では、200M個人メドレーを含む4種目にエントリーしているという。「最初は時差とかもあると思うけど、徐々に試合勘を取り戻して、(第2戦の)バルセロナでちゃんと泳げれば」。この日出発の大橋は、パリ五輪まで欧州に滞在予定。私生活の対策もバッチリで「パラマウントさんの枕を持ってきました。横向き用のやつ」。あおむけ用と横向き用の枕があると明かし「最近は、横向きに寝ているので」と、入念な準備をして欧州に渡った。 3月の代表選考会では、200Mを2分9秒17で制して自身2大会目の五輪切符を獲得。本大会では、7年ぶりの自己ベストの更新と決勝での勝負を目標に掲げる。大橋は「(世界に)2分7秒台が多いので、自分がまずそこに向かって行かないといけない。まずは2分7秒91のベストを更新することを一番の目標に、やっていきたい」と、しっかりと足元を見つめた。
報知新聞社