フジテレビが“だんまり”する中居正広騒動への対応、同社の「コンプライアンス ガイドライン」も炎上中
だんまりを決め込んで世論の熱が冷めるのを待つ。「まるで自民党国会議員のような対応」と指摘する声も出ている。 【写真】「プレミア12」でマスク姿の中居正広 週刊文春(文藝春秋)などが報じた、タレントの中居正広(52)と女性の性的トラブル騒動を巡り、一部報道で問題に関係した会社として“名指し”されているフジテレビのことだ。同社とニッポン放送は8日、バラエティー番組「だれかtoなかい」などのレギュラー番組の当面休止を公表。「報道を受け、状況を総合的に検討した結果」としている。 この「報道を受け」との表現に対し、ネットは炎上。 《まるで他人事のよう。コトの重大さを理解しているのか》 《フジは「内容には事実でないことが含まれており」と弁明していたが、ならば何が事実で、そうじゃないことは何かを説明するべきではないか》 そんな中、一部では「フジテレビ コンプライアンス ガイドライン」を巡り、《絵に描いた餅》などと皮肉交じりの声も出ている。 ■「人権が侵害されることがないよう、最善を尽くします」 ガイドラインの「人権の尊重」にはこうある(抜粋)。 「私たちは、放送する番組及び事業活動を通じて、多様な価値観を重んじ、人権を尊重します」「私たちは、人権侵害行為や不当な差別を許さず、フジテレビの事業活動により影響を受けるすべてのステークホルダー(取引先をはじめとする関係者、取材対象者等を含む。以下同じ。)の人権が侵害されることがないよう、最善を尽くします」「私たちは、従業員やその他のステークホルダーから、人権侵害に関する情報提供や相談を受けた場合には、真摯に耳を傾け、適切に調査し、必要な対策を速やかに講じます」「私たちは、自らの事業活動において、何らかの人権侵害行為が行われた可能性のあることが判明した場合には、速やかに誠実に対応し、必要な検証と対策を行います」 そして「通報制度の整備」として、「私たちは、本ガイドライン違反行為を対象とする従業員からの通報について、通常の指揮命令系統とは別に設置した窓口において、誠実に対応し、コンプライアンス体制の向上に努めます」ともある。 今まさに「誠実な対応と必要な検証」が求められている。 ◇ ◇ ◇ 年末から続く中居正広の女性トラブル報道。関連記事【もっと読む】で《中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ》、【さらに読む】で《中居正広はテレビ&スポンサーに見放され芸能界引退危機…9000万円女性トラブルでCMや番組出演シーン削除》を取り上げている。