【マリーゴールド】GHC女子王者・皇希が後藤智香をアメジスト・バタフライ葬「次はこてんぱん」
<マリーゴールド:大田区大会>◇3日◇東京・大田区総合体育館 プロレスリング・ノアが新設したGHC女子王座戦が行われ、初代王者・天麗皇希(27)が8分24秒、アメジスト・バタフライ(旋回式ダイビング・ボディプレス)で挑戦者・後藤智香(30)から3カウントを奪って初防衛を果たした。 【写真】後藤智香(下)にアメジストバタフライで勝利した天麗皇希 皇希がビッグブーツを突き刺せば、後藤は身長170センチの皇希をジャイアントスイングでぶん回すなど、バチバチの戦いが続いた。だが試合中のジャンピングニーで負傷した皇希が一時、リング下に落ちて動けなくなるアクシデント。それでも皇希は死力を尽くして立ち上がり、最後はコーナー最上部からの必殺のアメジスト・バタフライで後藤を仕留めた。 悔しがる後藤は試合後、リングサイドで解説を務めていたノアの丸藤正道と、ロッシー小川氏にリマッチをアピール。皇希も「私はまだまだもっとやれた。もう1回、このベルトかけて、しっかり今度はこてんぱんにたたきのめして、もう立ち上がれないようにしてやりたいと思います」と語気を強めた。 だがその後、皇希は救急車で病院へ搬送された。ロッシー氏によるとヒザを負傷しており、長期欠場する可能性も出てきた。そんな状態ながら最後まで試合をまっとうしたプロ意識あふれる皇希の1日も早い復帰が待たれる。