女子レスリング藤波朱理選手が異例の“出稽古” 至学館大学は「パワースポット」 ライバル校での練習に潜入
(大石アナ) 「藤波選手がバックを取られるというのは、なかなか見ないですが」 (藤波選手の父・俊一さん) 「ここはレベルの高い選手が多いから。ここに出稽古に来ているのは、それが理由ですね」 出稽古でレベルアップを図る藤波選手。この場所ならではの相手にアドバイスを求めます。 ■藤波選手がアドバイスを求めた相手は… 吉田沙保里選手をはじめとする多くの金メダリストを育て上げた、栄和人監督。 藤波選手に期待を寄せる栄監督。指導にも熱が入ります。 そんな栄監督に、こんな質問をぶつけてみました。 (大石アナ) 「ことしのパリオリンピックには、女子レスリングが五輪種目になった2004年から初めて至学館勢力がオリンピックに出ないオリンピックになります」 (栄監督) 「6年前のパワハラ問題があって、至学館大学は行かない方がいいとか、そういうことを耳にしていた。立て直すというか、やっぱり至学館大学は強いと見せられる時期が来ると思います」 その思いは選手たちにも伝わっていました。 (永本聖菜選手) 「至学館大学が低迷中というか、オリンピック選手を出せてない状況で、オリンピック選手が来てくれるっていうのは本当にありがたいですし、本当にいい練習ができる」 切磋琢磨し合う中で、初日の練習を終えた藤波選手。 (藤波朱理選手) 「(至学館大学は)多くの五輪チャンピオンや世界チャンピオンを輩出してきた空間なので、ある意味パワースポットみたいな空気を感じまっす」 藤波選手はそんなパワースポットで、2週間みっちり練習に励みます。 (藤波朱理選手) 「オリンピックまではあと半年ということで、まだまだ自分のレスリングを高めていきたいと思いますし、いいパフォーマンスをオリンピックできるように、自分のレスリングを成長させたい」
CBCテレビ
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