「ハリポタ」ロン役、ルパート・グリントが緊急来日でファン歓喜!プレゼントを贈られた浜辺美波は「今日、眠れないかも」
映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズの製作の舞台裏を体験できる「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」で、クリスマスシーズン限定の特別企画「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」が開催中だ。11月12日には同企画の日本初上陸を記念し、映画「ハリー・ポッター」シリーズでロン・ウィーズリー役を演じたルパート・グリントが来日。ハリー・ポッターの大ファンである俳優の浜辺美波とともに、同施設で行われた「スタジオツアー東京 大広間ライトアップセレモニー」に参加した。サプライズで登場したグリントに、ファンからは大歓声が沸き起こった。 【フォトギャラリー】写真で体感する「スタジオツアー東京 大広間ライトアップセレモニー」(全35枚) 2023年6月に東京・練馬のとしまえん跡地に開業した同施設は、アジア初のスタジオツアーとして、日本のみならず世界中から訪れる多くの「ハリー・ポッター」ファンを魅了。ホグワーツ魔法魔術学校の象徴的な「大広間」やダイアゴン横丁など、息を呑むような映画のセットにファンを誘い、製作の裏側を学びながら豪華な衣装や小道具を目にできるほか、ほうきに乗ったりバタービールを飲んだりと、さまざまなアクティビティを楽しめることで人気を集めている。 「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」は、映画シリーズ第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」のクリスマスシーンを再現した特別企画。クリスマス仕様に彩られたホグワーツの「大広間」と、荘厳なたたずまいが人気の「ホグワーツの模型」に美しい雪化粧が施された姿を見ることができる。「大広間」のセットには高さ5メートルのクリスマスツリーが8本立ち並び、正面奥には6メートルの大きなツリーがきらめく。ダイニングテーブルには、七面鳥やクリスマスプディングなど伝統的なイギリスのご馳走で埋め尽くされ、クリスマスムードを一層盛り上げている。 「大広間」にグリントが姿を現すと、コスプレをした熱心なファンが駆けつけた会場からはどよめきが沸き上がった。大きな拍手を浴びたグリントは「またこのセットに足を踏み入れることができて、ワクワクしています。大広間は自分にとって特別な場所。皆さんとここにいられることを特別に思っています」と感無量の面持ち。「お会いできているのが信じられない」という浜辺は、「このセットもあいまって、ただただ映画を観ているような感覚」と映画の世界にいるようだと目を輝かせた。 この日は「3、2、1」の掛け声に合わせてグリントと浜辺が「ルーモス」の呪文を唱え、大広間がライトアップ。同企画の小道具を手掛けたのは、「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」全シリーズの製作に携わり、スタジオツアー東京でも小道具製作のヘッドを務めたピエール・ボハナ。映画の世界観を忠実に再現するため、撮影当時のスタッフが再結集している。「アメイジング。マジカルな場所」とツリーやテーブルを見渡したグリントは、「撮影していた頃がフラッシュバックしました。七面鳥などディテールまで記憶にあるということが、この作品を特別なものにしていたと思う。再現された場所にいられて改めて興奮しています」としみじみ。浜辺は「世界が美しく変わって、夢のよう」とうっとりとしながら「こんなに再現されているとは思いませんでした。私の中でクリスマスプディングが見られたのがアツい」とファン心をあふれさせていた。 日本のポッタリアン(シリーズの愛好家)との対面に感激しきりのグリント。「日本のファンの方は僕にとって特別です。シリーズを通してもっとも存在感を示してくれた。一番忠誠心を示してくれて、大事にしてくれて、ブレずに応援してくれた。ファンアートを送っていただいたり、お手紙をいただいたり、『ハリー・ポッター』の旅路の中でも特別なファン」と感謝を伝え、「久しぶりの来日です。クリスマスの時期に『ハリー・ポッター』の映画を観ることが伝統的になっていますが、そんなタイミングを日本のファンの方と共有できてうれしい」と喜びを語った。 「クリスマスの時期になると、ハリーとロンがプレゼントを開けるシーンを思い出す」というグリントから浜辺に、映画にも登場したウィーズリーおばさんのセーターがプレゼントされる一幕もあった。ロンの母であるウィーズリーおばさんが、ハリーとロンにプレゼントしたイニシャル入りのセーターで、浜辺にはハリーと同じ「H」の文字が入ったセーターが贈られた。 コミュニケーションを取ることが苦手だった10歳の頃に原作に触れ、「本しか友達がいない時期があった。助けられた」と本シリーズの世界に触れることで勇気をもらっていたという浜辺。グリントから「ずっと応援してくれている浜辺さんに、ぜひ」とプレゼントを渡されると、「ええ!今日は眠れないかもしれない。うれしい!」と声を大にしつつ、「浜辺でよかった」と「H」のセーターを手にして大歓喜。「額に入れて飾ります」という浜辺に、グリントは「クリスマスにはぜひ着てください」と語りかけていた。 また同施設では、クリスマスシーズン限定のフードメニューもお目見えする。スタジオ東京初となる「クリスマスアフタヌーンティー」をはじめ、雪をイメージした真っ白なスノーミルクシェイクやスモアデザートピザ、映画「ハリー・ポッター」のクリスマスシーンからインスパイアされたメニューに出会える。ヘドウィグが描かれたセーターなどプレゼントにぴったりなグッズも販売されており、「ハリー・ポッター」の世界に浸りながらクリスマスを満喫できる。 特別企画「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」は、2025年1月5日まで開催される。