単勝58・3倍の伏兵ヴィヴァラリスがハナ差V 三浦皇成「落ち着いていました」【中山5R・2歳新馬】
30日の中山5R・2歳新馬戦(芝外1200メートル)は、デクラレーションオブウォー産駒で三浦騎乗の11番人気ヴィヴァラリス(牝・尾関)がデビュー勝ちを決めた。勝ち時計1分09秒0(良)。 先頭から最後方までかなりの縦長の隊列に。道中は馬群の切れ目で先行集団を見る形で進んだ。3角過ぎから勢いをつけつつ外に出して加速するとしっかりと脚を伸ばし、ゴール直前で1番人気タケショウブラボーをハナ差とらえて接戦を制した。「真面目で返し馬でも落ち着いていました。直線で1頭になって物見をしたけど、内の馬を意識させたらひと踏ん張りしてくれました」と三浦。この日の馬体重は400キロちょうどで「体は増えてほしい」としながらも、「いいバネをしています」と低評価を覆したパートナーの脚力を評価していた。
東スポ競馬編集部